工夫を凝らして最適な提案を示し続ける。
要求が高いぶん、刺激的で面白い。
川村 龍生(TATSUO KAWAMURA)
電子情報工学科 出身
2012年入社 CCS物流 北関東事業所 北関東CSセンター
日々の仕事を通して、その責任を実感。
製品の受け入れから出荷までの一連の流れをコンピュータで管理する「自動倉庫」は、今や欠かすことのできない物流設備として幅広い分野・業種で使用されています。そんな中、お客様の業務に支障が出ないように、保守メンテナンスを通して設備の安定稼働を維持するのがムラテックCCSのミッション。私もフィールドエンジニアとして、点検や修理のほか、お客様の要望や予算にあわせた部品交換、改造の提案、新規工事の機械調整などを行っています。
この仕事の面白いところは、幅広い業種のお客様と接点を持つことができる点。たとえば製薬会社や飲料メーカーなど、仕事を通してさまざまな分野について知見を広めることができます。また、多くのお客様と接するからこそ、私たちが担っている仕事の意義や責任の重さを実感することも。身近な例でいえば、通販を利用してすぐに自宅に荷物が届くのも、コンビニや自動販売機で当たり前のように飲み物を購入できるのも、あらゆる業界の物流倉庫が正常に稼働しているからこその日常です。アフターサービス業務を通してその一端を担うことで、人びとの暮らしに寄り添っていることを強く実感できるのは、この仕事の醍醐味です。
トラブル対応を、チャンスのきっかけに。
もちろん、お客様からいただく感謝の言葉もやりがいという点では格別です。今までの努力がすべて報われるというか、「また喜んでもらえるように頑張ろう」という気持ちになるからです。
そんなお客様とのやりとりで、今でも印象に残っているエピソードがあります。私が若手社員だった頃、ある機械トラブルをきっかけに、それまで不在だった専任担当者に抜擢されたことがありました。最初の仕事がトラブル対応ということで、お客様からの第一印象は決して良くなかったと思います。それでも「これ以上の迷惑はかけられない」という一心で、何とか不具合を解消。その後も、村田機械の設計担当者と協力して再発防止の対策を講じたほか、お客様とも定期的に打ち合わせを行うようにしました。その結果、少しずつ信頼関係を築くことができ、最終的には部品交換やリプレースなどの予防保全提案も受け入れていただいたのです。さらに、北関東CSセンターへの異動が決まった時には食事の席を用意してくださったほか、改めて感謝とねぎらいの言葉もいただきました。現在は後輩を指導する機会も増えてきましたが、当時の気持ちを忘れることなく、与えられた仕事に取り組んでいきたいと思っています。
大切なのは、知識よりも会話を楽しむこと。
ムラテックCCSに入社を決めたのは、ただ黙々と何かを作り続けるわけではなく、機械を触りながらもいろいろな人と関わりを持つことができる環境だったからです。実際にアフターサービスの仕事は、幅広い業種のお客様との出会いがあります。また、設備に対する考え方もお客様によって異なります。そのなかで常に工夫を凝らし、最適な提案を示し続けるのは大変なことですが、それが逆に刺激的でやりがいや楽しさにもつながっています。昔から好奇心旺盛で、興味の矛先がさまざまな方向に向きやすい私にとって、性格的にも向いている仕事だと感じています。
私の経験上、学校で学んだ知識をそのまま仕事で使える場面は決して多くないと思います。しかし、ムラテックCCSの研修では知識ゼロを前提に、工具や設備などの名称を覚えるところからスタートします。私もいちから知識・スキルを身につけた一人なので、みなさんも安心して飛び込んできてください。あえて言うなら、この仕事は「会話を楽しめる人」が向いていると思います。ムラテックCCSは風通しの良さが魅力の会社です。その部分に共感してくれる方と、ぜひ一緒に働きたいですね。
キャリアの歩み
2012年 | 入社・CCS物流中部CSセンターに配属/サービス・工事業務を担当 |
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2013年 | いくつかのお客様の物件担当者に任命される |
2017年 | CCS物流北関東CSセンター/新たに後輩の育成・指導業務に従事 |
2018年 | インターンシップの講師として学生を指導 |
一日のスケジュール
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- 8:00
- 出社
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- 9:00
- メール確認
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- 10:00
- 見積作成や提案資料作成
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- 12:00
- 昼食
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- 13:00
- 見積作成や提案資料作成、現場作業の段取りなど
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- 17:00
- 退社
※トラブルコールがあれば電話対応、現場出向